薬草とは、字義通りに解釈すると「薬効成分を含む草本」であるが、アスコルビン酸を生んだヤナギやキニーネを生んだ「キナノキ」などがあるため、「薬効成分を含む植物」あたりが妥当な解釈であろう。
あまり嬉しくはないのだが、「稲」は糠からビタミンB1が抽出できるのは薬草のひとつといえる。
いわゆる「大航海時代」には「壊血病」があり、江戸時代には「脚気」があった。そんなわけで柑橘類や稲は薬草のひとつとはいえる。