菅沼隆

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菅沼 隆(すがぬま たかし、1960年 - )は、社会福祉学者[1]立教大学経済学部教授。

埼玉県川越市生まれ。1985年東京大学経済学部卒業。1990年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学、東京大学社会科学研究所助手。1993年信州大学経済学部助教授。1997年立教大学経済学部助教授、2005年教授[2]。2008年「被占領期社会福祉分析」で博士(経済学)(東京大学)[3]旧生活保護法の成立と展開の史的研究『被占領期社会福祉分析』(ミネルヴァ書房、2005年)で第25回社会事業史文献賞[4]、第12回社会政策学会文献賞奨励賞[5]、第8回損保ジャパン記念財団賞(著書部門)を受賞[6]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『被占領期社会福祉分析』(ミネルヴァ書房[Minerva人文・社会科学叢書]、2005年)

共編著[編集]

  • 『自立と福祉――制度・臨床への学際的アプローチ』(庄司洋子、河東田博、河野哲也共編、現代書館、2013年)
  • 『多元的共生社会の構想』(河東田博、河野哲也共編、現代書館、2014年)
  • 『戦後社会保障の証言――厚生官僚120時間オーラルヒストリー』(土田武史、岩永理恵、田中聡一郎共編、有斐閣、2018年)

訳書[編集]

  • Toshio Tatara『占領期の福祉改革――福祉行政の再編成と福祉専門職の誕生』(古川孝順共訳、筒井書房、1997年)
  • 『GHQ日本占領史 第23巻 社会福祉』(解説・訳、日本図書センター、1998年)

監修[編集]

  • 『日本社会保障基本文献集(第1期・第2期・第3期・別冊)』(日本図書センター、2006-2008年)
  • 『日本の社会保障――資料セレクション(全5巻)』(日本図書センター、2010年)

出典[編集]

  1. みわよしこ「生活保護でパチンコ」に止まらないバッシングの深層」ダイヤモンド・オンライン、2016年4月15日
  2. 菅沼隆『被占領期社会福祉分析』ミネルヴァ書房、2005年
  3. CiNii 博士論文
  4. 社会事業史文献賞 社会事業史学会
  5. 第12回(2005年)学会賞選考報告 社会政策学会
  6. 第8回損保ジャパン記念財団賞 受賞文献要旨 SOMPO福祉財団

外部リンク[編集]