航海の日(こうかいのひ)とは、中国で7月11日に定められている記念日である。
1405年7月11日、中国を当時支配していた明の永楽帝は、家臣で宦官の鄭和に命じて大船団を率いさせて南海への最初の航海を行なわせた。以後、鄭和は永楽帝から洪熙帝、宣徳帝の時代にかけて28年間にわたり計7回の遠征でアフリカ東岸まで到達し、東南アジア諸国の明への朝貢を促進させた。 現在の中国ではこの鄭和の航海出発の日を「海洋意識を高める」ことを狙いとして航海の日に定めている。