紀三井寺競馬場
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| 施設情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県和歌山市 |
| 開場 | 1909年 |
| 閉場 | 1988年3月28日 |
| 所有者 | 和歌山県・和歌山市 |
| コース | |
| 馬場 | ダート |
紀三井寺競馬場（きみいでらけいばじょう）とは、和歌山県和歌山市にあった地方競馬場である。
沿革[編集]
1909年開設と近畿地方ではかなり早い時期に開設された。軍馬資源保護法施行に伴う開催中止まで順調に開催されていた。
1948年、和歌山県・和歌山市及び海南市・御坊市・田辺市・新宮市の主催により競馬が再開される。一時は売り上げの悪さから廃止も検討されたが、売り上げが伸び始めたことで廃止議論は止んだ。1968年の競馬法改正により、主催団体は和歌山県と和歌山市の2団体に絞られるも、活況を呈していた。しかし関係の深かった大阪府の春木競馬場廃止以降は騎手の確保に苦しむようになり、売り上げも低迷。馬の質も低下し、1988年3月を以て廃止された。跡地は和歌山県立医科大学と附属病院になっている。
特徴[編集]
1970年まで開催が冬季に限られていた。これは冬季がオフシーズンになる北海道・東北・北陸の地方競馬から人馬を集めていたためである。
1971年からは年間を通じての開催となり、他地域の地方競馬や中央から馬が多く転入してくるようになった。転入の条件が他所に比べて緩く、中央所属馬が本命の転入先の条件を満たすために紀三井寺に一時転入して何回か走り、本命に向かっていく例も多かったという。
脚注[編集]
- 注
- 出典