竹園正繼
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竹園 正繼(たけぞの まさつぐ、1946年 - )は、日本の実業家・馬主。建築物の耐震補強材を開発・製造するテイエム技建株式会社の創業者。
概要[編集]
鹿児島県肝属郡垂水町(現・垂水市)出身。高校卒業後に上京して就職し、発明家としても活動しながら1979年に自身の開発した建築補強材の特許を取得。単身でテイエム技建株式会社を設立し、急速に売上を伸ばした。
青年時代から熱心な競馬ファンであり、垂水時代の幼馴染である岩元市三が1982年の東京優駿でバンブーアトラスに騎乗して優勝し、インタビューを受けているのを偶然テレビで見たことから馬主資格の取得を思い立つ。それから5年後の1987年に資格を取得。自身のイニシャルであるテイエムを冠名にした競走馬を数多く所有している。
相馬について学ぶため、岩本の師である布施正の牧場周りに随行して要点を学んだ。その結果テイエムメガトンがダービーグランプリで優勝を勝ち取り、GI初制覇。1999年にはテイエムオペラオーが皐月賞で勝利し、初のクラシック競走制覇となった。同年には故郷の垂水市にテイエム牧場を創設。鹿児島の本場と北海道の支場・育成場を持ち、本場の繁殖牝馬は北海道で種付けされ、夏を過ごした後、冬が来る前に鹿児島へ移動。翌年春の出産を迎える。出産を終えた繁殖牝馬は再び北海道へ戻り、再び種付けを行う。