福見秀雄

福見秀雄（ふくみ ひでお、1914年4月20日ー1998年12月19日）は、微生物学者。

人物

愛媛県松山市出身。1938年東京帝国大学医学部卒、1945年「流感病毒の研究」で医学博士。長崎大学教授、同熱帯医学研究所所長、国立予防衛生研究所細菌部長をへて所長。

著書

• 『微生物の世界』(青少年文化叢書)高山書院、1947
• 『極微の生命 ヴィールスと電子顕微鏡』(解説科学新書)言論社、1948
• 『ウィールスの常識』(ナーセス・ライブラリ）医学書院、1951
• 『ウイールスと疾患』(医家叢書）医学書院、1951
• 『パストゥールとコッホの発見物語』(少年少女発明発見文庫）白崎海紀 絵、岩崎書店、1956
• 『ウイルス学入門』(岩波全書)岩波書店、1964
• 『旅愁 レンズを通して見るラテンアメリカと黒いアフリカ』日本栄養化学、1965
• 『ある防疫作戦』(岩波新書)1965
• 『免疫 ワクチンというもの』(中公新書)1966
• 『細菌とウイルス』(中外医学双書)中外医学社、1966
• 『予防接種 その効果と副作用』(保健同人選書)保健同人社、1971
• 『ウイルス その生態と進化』ダイヤモンド社、1973
• 『インフルエンザ』新宿書房、1979.9
• 『社会のなかの感染症』(からだの科学選書)日本評論社、1982.11

共編著

• 『風邪とインフルエンザ』小島三郎共著、北隆館、1947
• 『病原微生物学』[第1－2] (細菌編)福見秀雄 等編、医学書院、1959
• 『微生物生理学』植村定治郎,柳田友道共編、朝倉書店、1960
• 『腸炎ビブリオ』1－2集、藤野恒三郎共編、一成堂、1964
• 『予防接種の手帖 じょうずに予防接種を受けるために』高津忠夫共著、近代医学社、1971.9
• 『病院内感染 その原因と予防』編集、医学書院、1975
• 『インフルエンザワクチン』編集、医学書院、1982.6
• 『ライフサイエンスにおける免疫とワクチン 生体防御』三橋進、山口宣夫,倉茂達徳共著、共立出版、1986.10