福禄寿(ふくろくじゅ)は、道教における神。福禄人と呼ぶこともある。
中国の道教が発祥であり、生を司どる南極老人の化身とされている。道教における三種「福・禄・寿」を具現化したもの。
日本においては、七福神の一人で長寿をもたらす神として有名。しかし、寿老人と似通っているため、福禄寿と寿老人のどちらかを七福神から外して、別の神を七福神の一人とすることがあるなど、七福神としての立場は微妙である。一説には、寿老人と福禄寿は同一の神だとも言われている。