福島県郡山市自動車炎上死傷事故

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福島県郡山市自動車炎上死傷事故とは、2023年1月2日福島県郡山市大平町の市道交差点にて発生した交通事故である。

経緯[編集]

2023年1月2日の夜、軽自動車と乗用車が交差点で衝突。軽乗用車の左側面後方に衝突したため、軽自動車がバランスを崩し横転。助手席側が地面と接触する形となり、軽自動車が走ってきた方向へ回転して止まった。その後、事故の衝撃により漏れ出たガソリンに引火し軽自動車が炎上。軽乗用車には家族4人が乗っており、消火後の車内から遺体で発見された。

乗用車を運転していた会社員の男性は自動車運転死傷処罰法違反の容疑で現行犯逮捕されている。

影響[編集]

軽乗用車側が優先道路であり、乗用車側が進入に際し注意する義務はあったものの、一時停止や信号機もなく、停止を促す白線があるのみであった。その白線もほぼ消えかけており、夜間になると従道路側から優先道路が視認しにくい地形であった。

このことから郡山市と福島県警が迅速な対応が必要であるとし、発生現場の交差点に郡山市がカーブミラーを設置、郡山署は一時停止の標識を福島県公安委員会の決定を待たずに署長判断で設置するなどの取り組みが見られた。

郡山市では同様の事故が発生する恐れのある市道交差点約220箇所の一斉点検を1月19日から実施。調査結果を警察などの関係省庁と共有し、対策に着手するとしている。

外部リンク[編集]