石炭の歴史村

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石炭の歴史村(せきたんのれきしむら)は、北海道夕張市に存在したテーマパーク。広大な夕張炭鉱の跡地を利用して造られた。マスコットキャラクターは「ゆうちゃん」。

概要[編集]

北海道炭鉱汽船の炭鉱跡に造られた敷地面積が51ヘクタールの一大観光遊園地であった。石炭博物館、炭鉱生活館、SL館をはじめ多くの施設があり、石炭博物館などでは石炭の生成や採掘、その利用までをすることが出来るなど、旧坑道を使って坑内の様子や採掘作業を再現していた。炭鉱生活館では炭鉱で働く人々の生活や炭鉱の歴史を学ぶことができ、SL館では実物の蒸気機関車2台が置かれて石炭輸送に関する資料が展示されていた。そのほか、大観覧車、ゴーカート、ループコースター、ジェットコースターなどの遊具があるなど、遊園地も存在していた。

しかし、平成18年(2006年)に夕張市が自己破産したため、それに伴う財政政策の一環としてこのテーマパークも廃止となった。後に遊園地は完全に解体され、現在は石炭博物館のみがリニューアルオープンしている。博物館からは当時の遊園地の遺構が確認できる。

アクセス[編集]

外部リンク[編集]