白銀御行
ナビゲーションに移動
検索に移動
白銀 御行(しろがね みゆき)は、赤坂アカによる日本の漫画作品『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』に登場する人物。
プロフィール[編集]
- 秀知院学園高等部2年
- 生徒会(生徒会長)
- 身体的特徴 - 目付きが悪い
概要[編集]
『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の主人公の一人。学園模試不動の一位で全国模試トップクラスの怪物。事務スキルも高く、生徒会の仕事もすぐに片付ける。勉学一本で尊敬と畏怖を集め、模範的な振舞から生徒会長となった。秀知院学園では中途入学の生徒を「混院」と呼ばれてヒエラルキーが生じているが、白銀は混院で生徒会長となった歴代三名しかいないうちの一人。
努力中毒と紹介されるほどの努力家であり、己に対して一日十時間の勉強を課している。アルバイトもやっており、近眼と睡眠不足によって目つきも悪くなっている。重度のカフェイン中毒で三時間に一度カフェインを補給しないと突然寝る。自転車通学をしており、遠出するときも自転車を使う。
アルバイトをしており、ドケチ。漢検2級・英検準1級・危険物取扱者(乙4)・ひよこ鑑定士といった資格をもっている。牡蠣が好物。交際経験はないが、恋愛経験があると周囲から思われている模様。また、クイズがまったく解けなかったが、一週間問題集を倒れるまでやって克服した。泳ぎが苦手だが、海に行こうと考えたときには猛特訓で克服しようと考えたりもしている。虫嫌いで、ゴキブリを見ただけで、立ったまま失神することもある。
なお、髪の色は漫画的表現で、純日本人とのこと。
動向[編集]
- 第1話
- かぐやに好意を抱いているものの、持ち前のプライドの高さから自分から告白することができずに半年が過ぎてしまう。同じようにプライドが高いためにかぐやの方も白銀に好意を抱いているものの告白できないために膠着状態が続き、かぐやと白銀は『付き合ってやってもいい』から『如何に相手に告白させるか』と考えるようになっていく。
- かぐやの策略によって、藤原の男女で観に行くと二人は結ばれるというジンクスのある映画のチケットを興味があれば譲ると言われる。かぐやを誘おうとしたが、そのジンクスを聞いた後だと告白しているようだと考えて会話の応酬をする。最終的に藤原の言動によって、二人とも力尽きて倒れるのだった。
- 第2話
- 『勝者は敗者になんでも一つお願いができる』という条件でトランプのババ抜き勝負をすることをかぐやから提案される。お願いの内容は紳士的な内容に限ると言われて舌打ちしつつも勝負を始める。勝負の途中にかぐやがわざと負けて映画のチケットをさりげなく見せることで白銀に一緒に映画を見に行こうという約束をさせようとしていることに気づく。計画に気づいた白銀は勝負中に映画のチケットを隠したうえで勝利した。だが、チケットをなくしたと焦るかぐやのその様子を見た白銀はあえてチケットを一枚だけもらうことで、お互いに別々に出かけて当日にばったり出くわせるようにするのだった。
- 第3話
- 映画当日、お互いにばったり出会ったように振舞って映画館に入る。何食わぬ顔で隣の席に座る予定だったが、かぐやは初めて映画館に入るということでチケットのシステムを理解していなかった。そのため、鑑賞券を入場券に変えるときに座席指定を知らずに白銀と別々に買おうとしてしまう。そのため、白銀は自然に自分の座席を伝える方法を探す。そして、『12匹のペンギンG(グレート)』というアニメ映画にちなんだ座席G-12を買ったことを伝えるために、主人公の「ペンたん」の話をする。だが、白銀が『12匹のペンギンG』のキャラの「ペンたん」について言ったのを、かぐやはペンタン(C5H12)の座席を白銀が選んだと勘違い。C-5の座席が埋まっているのでH-12の座席を指していると思って、白銀の斜め後ろの席に座ってしまう。
- 第4話
- 藤原の出すクイズを難なく答えるかぐやの隣で、なぞなぞがまったく分からずに動揺する白銀。かぐやは白銀がクイズを解けないことなど知らずに「よほどの阿呆でなければ解ける」と言ったのに怒り、白銀は何とか解こうとするも一問も解けずに終わってしまう。
- 何とかクイズを解けるようになるために、問題集を買って普段の勉強を辞めてまでも取り組む。そして、一週間後に藤原の出したクイズに正解するも力尽きて倒れるのだった。
- 第5話
- 田舎から送られてきた大量の野菜を使った弁当を生徒会室で食べようとする。料理に自信があるという白銀の言葉通りに、かぐやや藤原もおいしそうとみる。かぐやはプライドが邪魔して分けて欲しいとは言えずにいたが、藤原はハンバーグを分けてもらうのだった。これを見たかぐやは嫉妬から藤原を軽蔑しきった目で見るのだが、これをかぐやが弁当を惨めに思っていると白銀は勘違いする。そのため、お味噌汁を用意して冷や飯のおいしさを伝えようとするのだったが、藤原がまたしても弁当を分けてもらったのを見てさらに目つきが険しくなったかぐやに困惑するのだった。
- 翌日、かぐやは高級弁当をもってきて白銀に食べさせようとする。かぐやは好物の牡蠣を差し出そうとするも、憐れまれていると勘違いした白銀は断る。そして、白銀が藤原に弁当を作っていたことを知ったかぐやはさらに黒いオーラを増したため、身の危険を感じて急いで逃げるのだった。なお、白銀が部屋を出た後でかぐやは藤原に弁当を分けてもらって機嫌をなおしている。
- 第6話
- 男子生徒から恋愛相談を受ける白銀。交際経験がないのに恋愛百戦錬磨というイメージをもたれており、ここでボロを出さないようにと相談を受ける。そこで、男子生徒はクラスメイトの柏木に告白しようと思っているということだった。それで相談を受けるのだったが、こっそりと陰で聞いていたかぐやがツッコミを入れるほどトンチンカンな解答をする。だが、男子生徒もそれで納得してしまって話が進んでしまう。そんな中、会話の流れで四宮のことをどう思っているのかを聞かれる。そして、四宮のマイナス面を話していたが、四宮が陰から聞いているのに気づいて、慌ててプラス面を言う。これによって、何とか四宮の機嫌が直ってホッとするのだった。
- 第7話
- 夏になったら生徒会のみんなで出かけるということになり、行き先を話し合う。山で星空を見上げることでロマンチックな雰囲気の中でかぐやに告白させようと考える。だが、四宮が海を推してくる。虫が苦手と言うことも思い出して、海にすると意見を変えた。だが、今度はかぐやが山にしようと意見を変えてしまう。最終的に藤原の言動によって、夏になったら考えると先送りするのだった。
- 第8話
- 白銀がこの一年でかぐやのことが分かってきたという話から、かぐやは「10の質問」というゲームを提案。白銀が10の質問をしてかぐやがYesかNoで答え、かぐやが思い浮かべたものを白銀が答えることになる。かぐやは白銀に告白させようと目論むも、かぐやの人間性を理解してきた白銀はすんでのところで回避するのだった。
- 第9話
- 車が故障したため、一人で学校に行く機会を得たかぐや。途中で泣いている子供を助けたことで、遅刻しそうになっているかぐやに会う。白銀も遅刻しそうになって自転車を飛ばしており、出会ったかぐやを自転車の後ろに乗せて登校するのだった。
- 第10話
- 生徒会室で居眠りしている白銀。そんな白銀をかぐやは眼球運動で眠りが浅いことを確認。白銀の夢を操作して都合のいい夢をみさせようとするが、藤原が生徒会室に入ってきて、白銀のおでこに落書きをする悪戯をする。悪戯についての耐性がないかぐやは、これで白銀が怒って嫌うことがあるのではないかと不安になって逃げるのだった。だが、白銀は実は起きていて、かぐやたちがいなくなった後に体を起こすのだった。