白久商店

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白久商店(はくきゅう/はっきゅうしょうてん)は、愛知県豊田市足助町本町32にある雑貨屋・書店。創業は文化12年(1815年)であり、現在は合資会社である。

歴史[編集]

第11代将軍徳川家斉の治世の文化12年(1815年)、足助にあった白木屋宗七(白宗)の番頭であった近藤久兵衛が独立し、白木屋宗七の正面に「白久商店」を創業した。2代目以降も近藤久兵衛を名乗り、下駄屋であった第12代まで近藤久兵衛を名乗った。菓子箱などを作った第13代は本名の近藤純を名乗っている。

1919年(大正8年)には中根隣治が屋号を引き継いで書籍・文具・ラジオ・カメラなどを販売。現在は息子の中根陸雅が社長を務めている。書店としての性格が強いが、教科書・事務用品・防災用品など5万種以上の品物を取り扱っている。なお足助にはマンリン書店も存在する。

木造二階建の店舗は築約200年。2011年(平成23年)には足助市街地の町並みが重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

営業案内[編集]

  • 定休日 - 日曜日
  • 営業時間 - 9時~19時

参考文献[編集]

  • 「西三河のカイシャ 書籍・文具店『白久商店』(豊田市)創業200年 『足助の総合商社』」中日新聞、2017年8月29日
  • 『豊田市の今昔』樹林舎、2017年、75頁

外部リンク[編集]