発送電分離(はっそうでんぶんり)とは、電力会社から送配電事業を分離する施策。国内外で実施されている。
日本国内[編集]
新規参入の電力会社が送配電網を大手電力会社と公平な条件で使えるようにするため、発電設備を持つ大手電力から送配電部門の切り離しを行う施策である。
いくつかの段階があり、現行は資本関係を保った形の法的分離で、親会社である大手9電力会社の影響力が残る。さらに厳格な所有権分離は資本関係を認めないため、送配電部門の独立性が高くなる。
日本国外[編集]
経済産業省によると令和5年(2023年)6月の時点で、イギリスや北欧などで採用されているという。