田北氏

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田北氏(たきたし)とは、日本氏族である。

概要[編集]

豊後国直入郡田北村(現在の大分県直入郡直入町(現在の竹田市)を発祥とする氏族で、藤原北家秀郷流とされる。大友親秀の子・田北親泰の時に田北姓を称したという。そのため、大友一族として宗家の当主に代々仕えた[1]

戦国時代に大友宗麟に仕えて田北鎮周は活躍したが、耳川の戦いで戦死。その兄である田北紹鉄は大友氏に反乱を起こして没落した。その後、大友氏が豊臣秀吉により改易になると、田北惟定伊勢国津藩主の藤堂氏の家臣となり、3代にわたって藤堂家臣として仕えた。寛文10年(1660年)、田北惟之長州藩に移って毛利綱広に仕えるようになり、以後は長州藩として続いた[1]

現在は大分県の姓で多く、特に旧直入町では第4位の姓となっている[1]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. a b c 森岡「日本名字家系大事典」P324

参考文献[編集]