犬山検査場新川検車支区
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新川検車支区(しんかわけんしゃしく)とは愛知県清須市にある名古屋鉄道の車両基地である。犬山検査場の配下にある。
概要[編集]
名古屋本線の須ヶ口駅隣接地に所在。幹線用車両の列車検査・洗車業務などを行う。かつては新川工場という独立した組織であったが、組織再編で犬山検査場の配下となった。
留置線の収容能力は78両で、この規模は名鉄の車両基地としては最大。この収容力を活かし、ダイヤ乱れの際には運行整理拠点としても機能する。
過去に火災と水害の被害に遭っており、火災被害では検査入場中であったモ700形706号、モ750形760号、ク2190形2192号、5500系5509F、デキ300形304号が被災。5509Fは特に焼損の酷かったモ5509について車体を新造させてまで復旧させたが、それ以外の各被災車両は修理せずに廃車となった。水害では2000年東海豪雨で構内が冠水し、入庫中の車両が浸水。このうち5500系5505Fは老朽化もあって廃車の判断が下され、5500系としては初の廃車となった。なおこの東海豪雨による浸水が無ければ先に全廃されていたのは7000系パノラマカーだったという話も残る。