火砕流(かさいりゅう)とは、火山の噴火により放出された破片状の固体物質と火山ガス等が混合状態で、地表に沿って流れる現象のことである。火砕流の速度は時速百km以上、温度は数百℃に達することもあり、破壊力が大きく、重要な災害要因となりえる[1]。