煮魚
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煮魚(にざかな)とは、一匹まるごと鍋に収まるような、それほど大きくない魚を煮たものである。
概要[編集]
「グツグツ煮る」のではなく、「水+調味料に入れて強火でガッと煮立てる」のが一般的である。
臭い消しのために生姜や大蒜などを加えてもよい。煮立て時間は五分から八分を推奨する。
人間生活との関わり・利用[編集]
「鰈の煮つけ」などは、かつては家庭料理の定番であった。ところが近年では人の移動が速いため、スーパーマーケットで「まるごとの魚」を見つけても、なかなか調理しづらいという事情がある。
鰯とか沙魚とかメゴチといった、「市場に出しても値がつかない雑魚(鰈なども含む)」を調理したものが「煮魚」である。
そんなわけで、「漁港近くに住んでいる貧乏人の食い物」とされがちであった。