瀧上寺(りゅうじょうじ)とは、奈良県吉野郡下市町大字善城26に存在する浄土真宗本願寺派の寺院である。
近鉄下市口駅から国道309号線を南におよそ3キロ行ったところの秋野川沿いにある寺院である。藤谷山雪坊と号し、承元2年(1208年)に法然の法弟である聖空が一宇を建設し、雪坊と号したのが起源という。後に聖空は楓ヶ谷、粟飯谷にもそれぞれ同情を設けた。それが現在は光円寺、正西寺となっている。
本堂と庫裏のみの小さな寺だが、寺宝には鎌倉時代後期の絹本著色九品來迎図三幅があり、国指定の重要文化財となっている。
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