潮干狩

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潮干狩とは、“いわゆる旧暦”の三月以降の水が温(ぬる)む季節の朔望日の正午前後に行われる行事のひとつ。主に二枚貝を獲物として行う行事であり大衆の娯楽だが、そこに乗じて罰当たりな密猟者が入りこんでくるので、近年では問題になっている。

概要[編集]

遠浅の砂浜での潮間帯近くで、大きく潮が引いたところで砂を掘り、二枚貝などを漁撈することをいう。浅蜊、コダマガイやホンビノスなどがターゲットとなる。
アマモ場を見つけたら、近くまで接近し(マスクとシュノーケルはあったほうがいい)、そこを掘ると大粒のアサリがザクザク採れる。足で探って居所を確認するため裸足がいいが、そのかわりアカエイを踏んづけて痛い目に遭っても自己責任である。エイだってアサリを食っているのだから競合くらいするだろう。

人間生活との関わり・利用[編集]

かつては、「同じ浜の人間」という共同体意識があり、「交歓行事」としての意義があったが、「観光行事」的なものにシフトしてしまったために社会的なトラブルを起こすようになった。

ルール[編集]

がお約束である。あまり重装備だとハズい。ターゲット以外の獲物も獲っていいが、そこは分別が問われる場面であり、せいぜいイシガニだろう。ただしマテガイアナジャコなどは許容範囲内だと思われる。 水深が深いところほど大物がいるので、そうなると尻端折りをすることになる。脚線美に自信のある女性は、ビキニタイプの水着の上に麦藁帽子と半纏あるいは法被などを羽織るのが望ましい。

脚注[編集]

関連項目[編集]