潟上市郷土文化保存伝習館
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潟上市郷土文化保存伝習館(かたがみしきょうどぶんかほぞんでんしゅうかん)とは、秋田県潟上市昭和豊川山田字家の上63に存在する博物館である。
概要[編集]
別名、石川翁資料館、石川理紀之助資料館といわれている。旧昭和町時代から存在する博物館で、旧名は昭和町郷土文化保存伝習館であった。昭和町の消滅により現在の名に改名される。
石川理紀之助とは、明治時代から大正時代にかけて、米の品種改善や種苗交換会の創始など、多くの業績を残した農村指導者であり、この博物館には彼の遺著、遺稿、収集物のほか、当地の歴史・民俗・産業などについての資料が展示されている。
敷地内には石川が晩年を過ごしたとされる庵、凶作や飢饉に備えて玄米や籾、麦、稗などを蒸して蓄えていた倉などが現在も残されている。