漢語

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漢語(かんご)は、漢字言葉のうち中国由来のものを指す。

概要[編集]

おおむね音読みの熟語で表す。

漢語の例[編集]

対話、分布、考察、着目、構想、情景、保全、仮説等が挙げられている[1]

和製漢語[編集]

音読みであっても、日本で作られた和製漢語も多い。和製漢語とは日本で新たに作られた漢語である。有名な例では「火事」「立腹」「芸者」がある。

和製漢語は明治時代に数多く作られた。欧米語の翻訳語として作られたものが多い。
和製漢語は中国への逆輸入も少なくない。
「共産党 幹部 指導 社会主義 市場 経済」 という語は、すべて和製漢語(日本製漢語)とされる[2]

野球、卓球、庭球排球蹴球籠球などのスポーツ関係の漢語も作られ、戦時中の英語由来用語禁止時に特に用いられた。野球および関連用語(遊撃、四球など)は現在も日常的に使われ、「三振」は野茂英雄の活躍で世界語になった。

関連項目[編集]

参考文献・注釈[編集]

  1. 河内昭浩(2016)『和語・漢語・外来語の指導』群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編,第65巻 pp.27-36
  2. 中国語の中の日本語