海水浴場

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海水浴場(かいすいよくじょう)とは、海水浴を安全且つ快適に楽しむことができるように海岸沿いに整備された施設である。の場合には「水泳場」と言われることが多い。

概要[編集]

通常は遠浅な砂浜に設置されている。周辺には更衣室、シャワー室、駐車場、海の家と呼ばれる飲食施設や、ホテル旅館民宿といった宿泊施設が整備されている。鉄道の駅が設置されていることも多い。開設期間は、関東地方から九州北部にかけては7月初めから8月末までが一般的で、北に行くほど短く、南にいくほど長くなる。通常、開設中の日中には監視員が常駐しているが、開設期間外の場合は監視員がいない場合が多い。このため、開設期間外に海水浴を行うと、万が一の再対応が遅れる場合があり、危険である。また、海水浴場の区域はブイで区切られており、ここを超えることは危険である。

沿革[編集]

海水浴が盛んになった近代、海水浴客に便宜を図って現金収入を得ようと、周辺住民が自宅を有料で休息施設として提供したのが始まりである。やがて食事や宿泊もできるようにした。また、鉄道会社も利用客誘致のために海水浴場を整備した。

詳細は「阪和線の歴史」を参照