泰阜ダム
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泰阜ダム(やすおかダム)とは、長野県下伊那郡泰阜村の門島に存在するダムである。
概要[編集]
昭和10年(1935年)に門島駅上手の天竜川の峡谷に、中部電力が築堤した発電用ダムのことであり、別名は門島ダムという。堰堤の長さはおよそ142メートル、高さは55メートル、貯水面積はおよそ0.5平方キロ、最大出力は5.25万キロワットの発電所が設けられている。上流の天竜峡からダムまでの流れは緩やかで、沿岸を走る飯田線の車窓からも細長い人造湖を見ることができる。
なお、天竜峡港からダム上手の唐笠港まで天竜ライン下りの遊覧船が通じており、春の新緑や秋の紅葉の時期には多くの観光客が訪れている。