法務省旧本館
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法務省旧本館(ほうむしょうきゅうほんかん)は旧司法省庁舎として1895年に竣工した歴史的建築である。通称「赤れんが棟」。
概要[編集]
明治政府が招聘したドイツ人建築家ヘルマン・エンデとヴィルヘルム・ベックマンの設計によるドイツ・ネオバロック様式の建築である。実施設計・工事監理に河合浩蔵が参画し、1895年(明治28年)に旧司法省庁舎として竣工した[1]。1945年(昭和20)年3月、空襲のためれんが壁を残し屋根、床などが焼失した。1948年(昭和23年)から1950年(昭和25年)にかけて復旧工事が行われた。 村松貞次郎、堀内正昭の監修のもと建設大臣官房官庁営繕部により、1994年(平成6年)外観が創建時の姿に復原された。
法務史料展示室[編集]
法務省赤れんが棟3階に「法務史料展示室」がある。「司法の近代化」と「建築の近代化」に関する史料を展示している。 見学者の入門は西門(警視庁側)に限られる。
諸元[編集]
- 名称:法務省旧本館
- 構造:煉瓦造、建築面積3,350m2、三階建、スレート葺(内装を除く)
- 指定:重要文化財
- 指定日:1994年12月27日
- 公開日:月曜日から金曜日まで(土曜日,日曜日,祝日等はお休み)
- 公開時間:10:00から18:00まで(入室は17:30まで)
- 所在地:東京都千代田区霞が関1-1-1 法務省赤れんが棟
- 交通:有楽町線「桜田門駅」5番出口 徒歩1分
外部リンク[編集]
- 法務省旧本館文化遺産データベース
- History of the Ministry of Justice Building法務省