泊如竹の墓(とまりじょちくのはか)とは、鹿児島県熊毛郡屋久島町安房にある墓である。
江戸時代前期の儒学者であった泊如竹の墓で、如竹神社境内にあり、鹿児島県の史跡に指定されている。
如竹は桂庵玄樹に続く薩摩宋学の学統を継承する名儒学者で、弟子に愛甲喜春がいる。郷里の安房に灌漑用水路を建設するなどして、島民から救世主として慕われたといわれる。
現在は彼の遺徳をしのんで、命日に当たる旧暦5月25日に如竹祭が行なわれ、如竹踊りも行なわれている。