河本家住宅(かわもとけじゅうたく)とは、鳥取県東伯郡琴浦町篦津393に存在する民家である。
江戸時代中期の貞享5年(1688年)に建築された民家である。当初は上手、裏側が改造され、落棟の客間を持った変型6間取りになっていた。しかし現在は広間5間取りに復元されている。防火のため、台所の竈を覆う天井には泥が塗りこまれ、大変珍しいものである。
ちなみに河本家は江戸時代の大庄屋であり、当時の古文書も数多く残されており、この民家は鳥取県指定の保護文化財となっている。