殿橋
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殿橋(とのばし)は、愛知県岡崎市を流れる乙川に架かる橋梁。愛知県道483号岡崎幸田線(電車通り)が通っている。
歴史[編集]
殿橋の北側が古くからの岡崎市街地であり、北西側には岡崎城がある岡崎公園がある。江戸時代前期の正保2年(1645年)、現在よりやや下流に初代の殿橋が架けられた。1905年(明治38年)には現在地に先代の殿橋が架けられ、1912年(大正元年)には岡崎電気鉄道(後の名鉄岡崎市内線)が通るようになった。1927年(昭和2年)には鉄筋コンクリート造の現行の殿橋が架けられ、岡崎の石工によって親柱が造られた。1962年(昭和37年)まで路面電車の名鉄岡崎市内線が通っていた。1965年(昭和40年)には御影石製だった欄干が鉄筋コンクリート製に替えられた。
参考文献[編集]
- 『岡崎市の今昔』樹林舎、2020年