横野将軍(おうやしょうぐん)とは、中国の三国時代の官位である[1]。「横野」とは「野を横行する[1]」すなわち「大地(野戦)を自在に動いて侵入者を撃退する者」の意味である。魏・呉で設置され、魏では徐晃が偏将軍を経てから就任し、呉では呂蒙が208年の黄祖討伐の軍功により中郎将から昇進の形で任命された[1]。