横槍を入れる
横槍を入れる(よこやりをいれる)とは、戦いの際に攻撃と保守ではげしい戦いをしている最中に、横から槍で突きかかる攻撃手段のこと。転じて、会話などの最中に第三者が横から口出し介入する慣用句としても使われる。
意味[編集]
戦術方法の意味の場合は、伏兵などで敵軍を背後や真横から奇襲攻撃することである。戦国時代の合戦などでは、横槍を入れることが成功して勝敗が左右されることが多かった。
慣用句の意味では、「水を差す」と大体同じ意味と思ってもらってさしつかえなかろう。だた、「水を差す」のほうには、順調なところに余計なことをする的なニュアンスが入ってくるので細かい使い分けは存在する。
横槍には使い方、言い方も必要なので、よく考えて使うべきである。
MediaWiki界隈と横槍[編集]
MediaWiki界隈の典型句に「横槍失礼」という言葉がある。初出は不明だが、これを爆発的に流行させたのは、当時アンサイクロペディアンであったBadEditor氏(当時の名義では下らない編集しか出来ない氏)が作成し、2009年11月20日にアップロードした「ファイル:Yokoyari.png」である。
この画像のただならぬインパクトと汎用性の高さゆえに、アンサイクロペディア最盛期であった当時、日記やトークページを通じて指数関数的に大流行した。2011年11月10日には、あまりに利用頻度が多いため、「Template:横槍」まで作成された。
この流行は留まるところを知らず、アンサイクロペディアンを中心に他Wikiにも広く波及した。現Enpediaにはコメントアイコンテンプレート{{コメント}}に、 横槍 なんてものが作成されて流布している。
ちなみに、一見すると文字の色は「赤と青だけ」に思えるが、よ~~~く見ると黄緑色の縁取りがなされており、視認性の向上に一役買っているとか、いないとか。
それぐらい当時のアンサイクロペディアのネットカルチャーへの影響力はすごかったわけだ。今では見る影もないが。
ちなみに、2ndEnpediaにも横槍テンプレートはあったらしい。
言うて2ndのアクセスは限られた人に限定されているんだから普遍的なソースの提示なんて誰も出来ねえよ。
似たようなテンプレートはウィークペディアにもあった気がする。確か。
あと本記事の初版投稿者(User:360度)は、ウィークペディア閉鎖騒動前後に乱立したどこかのウィキ(みんなのペディアかウィキに夢中!あたり?)に横槍テンプレート作ったような記憶が朧気ながらある。