椎名家住宅
ナビゲーションに移動
検索に移動
椎名家住宅(しいなけじゅうたく)とは、茨城県かすみがうら市加茂4148に存在する国の重要文化財である。
概要[編集]
旧新治郡霞ケ浦町の南西部にある古い民家で、国の重要文化財に指定されている。
大きさは桁行15.3メートル、梁間9.8メートル、屋根は寄棟造り、茅葺である。南面して建っており、内部は西側が土間、東側は4室と広縁となっており、屋根の中央に煙り出しが設けられている。昭和45年(1970年)から昭和46年(1971年)にかけて解体修理が行われたが、その際に延宝2年(1674年)の建築を示す墨書銘が発見されている。これは建築年代が明確に判明している民家としては東日本で最も古いものと見られている。