森下直貴

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

森下直貴(もりした なおき、1953年- )は、倫理学者、浜松医科大学名誉教授。

人物[編集]

茨城県生まれ、熊本育ち。熊本高校をへて土浦第一高等学校卒。1976年東京大学文学部倫理学科卒、83年同大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。浜松医科大学医学部(総合人間科学講座)教授、2022年名誉教授。専門は倫理学、生命倫理学、形而上学、近代日本思想史。

著書[編集]

  • 『死の選択 いのちの現場から考える』窓社, 1999.11
  • 『健康への欲望と〈安らぎ〉 ウェルビカミングの哲学』(シリーズ現代批判の哲学)青木書店, 2003.8
  • 『システム倫理学的思考 対立しながらも、つながり合う』幻冬舎メディアコンサルティング, 2020.2
  • 『21世紀の「老い」の思想 人生100年時代の世代責任』知泉書館, 2022.11

共編[編集]

  • 『日本社会と生命倫理』小原信共編. 以文社, 1993.10
  • 『生命倫理事典 新版増補』酒井明夫,中里巧, 藤尾均,盛永審一郎共編. 太陽出版, 2010.3
  • 『生命倫理学の基本構図』(シリーズ生命倫理学)今井道夫共責任編集. 丸善出版, 2012.1
  • 『生命と科学技術の倫理学 デジタル時代の身体・脳・心・社会』編. 丸善出版, 2016.1

翻訳[編集]

  • レネイ・フォックス,ジュディス・スウェイジー『臓器交換社会 アメリカの現実・日本の近未来』窪田倭,倉持武,大木俊夫共訳. 青木書店, 1999.4
  • カール・ビンディング, アルフレート・ホッヘ『「生きるに値しない命」とは誰のことか ナチス安楽死思想の原典を読む』佐野誠共訳・著. 窓社, 2001.11 中公選書、2020
  • レナート・ノルデンフェルト『健康の本質』(医学哲学叢書) 石渡隆司共監訳. 時空出版, 2003.8
  • ウィリアム・R・ラフルーア『水子 <中絶>をめぐる日本文化の底流』遠藤幸英,清水邦彦, 塚原久美共訳. 青木書店, 2006.1