梯明秀
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梯 明秀(かけはし あきひで、1902年7月16日 - 1996年4月14日)は、日本の哲学者。
著書[編集]
- 『物質の哲学的概念』政経書院、1934年
- 改訂版『物質の哲学的概念――社会の自然史的把握のために』白東書館、1948年
- 改訂新版『物質の哲学的概念』青木書店(青木全書)、1958年
- 『社会起源論』三笠書房(唯物論全書)、1936年
- 改題再版『社会の起源』日本評論社、1949年
- 改訂文庫版『社会の起源』青木書店(青木文庫)、1952年
- 復刻版『日本社会主義文化運動資料24 唯物論全書Ⅰ 哲学と思想3 社会起源論』久山社、1990年
- 『文化社會學の諸相』早瀬利雄、武田良三共著、社會學研究會編、同文館(社會學研究叢書)、1947年
- 『資本論の弁証法的根拠』高桐書院、1948年/玄林書房、1948年/有斐閣、1953年
- 『社会と弁証法』玄林書房、1949年
- 改題増補版『現代の唯物世界観――社会と弁証法』法律文化社(新文化選書)、1951年
- 『戦後精神の探求――告白の書』理論社、1949年/勁草書房、1975年
- 『資本論の学問的構造』弘文堂、1951年
- 『資本論への私の歩み』雄渾社(新経済学選書)、1954年/現代思潮社、1960年
- 『社会科学』三和書房、1956年
- 『ヘーゲル哲学と資本論』未來社、1959年
- 『経済哲学原理』日本評論新社、1962年
- 『社会科学の学問的構造――社会と弁証法』雄渾社、1966年
- 『全自然史的過程の思想――私の哲学的自伝における若干の断章』創樹社、1980年
- 『梯明秀経済哲学著作集(全5巻)』未來社、1982-87年
- 「第1巻 総括的序論・物質の哲学的概念」1982年
- 「第2巻 社会の起源・三木哲学からの離反」1983年
- 「第3巻 社会と弁証法」1985年
- 「第4巻 社会科学の体系的把握をめざして」1986年
- 「第5巻 西田・田辺両哲学と私の立場」1987年
出典[編集]
関連文献[編集]
- 村上文男『梯明秀との対決――マルクス主義における実存哲学の探求』こぶし書房、1979年
- 服部健二『歴史における自然の論理――フォイエルバッハ・マルクス・梯明秀を中心に』新泉社、1990年
- 中島吉弘『梯明秀の物質哲学――全自然史の思想と戦時下抵抗の研究』未來社、2017年
- 北井信弘『変革の意志――黒田寛一と梯明秀と西田幾多郎の思索に思う』創造ブックス、2018年
- 服部健二『自然史の思想と実践的直観――梯明秀と田邊・西田両哲学に』こぶし書房、2020年