染殿神社(そめどのじんじゃ)とは、宮城県宮城郡利府町赤沼に存在する神社である。祭神は大戸辺命、大笘辺命。
赤沼の北岸、杉が生い茂る中にある神社。その昔は赤沼大明神と呼ばれていたという。染殿の名の通り、染物を司る大戸辺命、大笘辺命の2柱が祀られている。
広々と明るい沼の畔に、かつて刈安という草が繁茂しており、この地方の人々がこの草から黄色の染量を絞って織布に用いていた、といわれている。