松岡光治
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松岡 光治(まつおか みつはる、1956年- )は、英文学者、名古屋大学名誉教授。
人物[編集]
1980年広島大学文学部英文科卒業、1985年同大学院博士課程満期退学。1997年マンチェスター大学M.Phil.取得。1985年鹿児島大学教養部専任講師、1988年同大学助教授。1992年名古屋大学言語文化部助教授、2003年同国際言語文化研究科助教授、2004年同大学教授、2017年同人文学研究科教授、2022年定年退職、名誉教授。チャールズ・ディケンズ、エリザベス・ギャスケル、ジョージ・ギッシングなどヴィクトリア朝小説家が専門。
編著[編集]
- 『ギャスケルの文学――ヴィクトリア朝社会を多面的に照射する』編. 英宝社, 2001.10
- 『ギッシングの世界――全体像の解明をめざして』編著. 英宝社, 2003.12
- 『ギッシングを通して見る後期ヴィクトリア朝の社会と文化――生誕百五十年記念』編. 溪水社, 2007.11
- 『ディケンズ鑑賞大事典』西條隆雄,植木研介, 原英一,佐々木徹,松岡光治共編著. 南雲堂, 2007.5
- 『ギャスケルで読むヴィクトリア朝前半の社会と文化――生誕二百年記念』編. 溪水社, 2010.9
- 『ディケンズ文学における暴力とその変奏――生誕二百年記念』編. 大阪教育図書, 2012.10
- 『Evil and Its Variations in the Works of Elizabeth Gaskell: Sesquicentennial Essays』編. Osaka Kyoiku Tosho, 2015.6
- 『ディケンズとギッシング――底流をなすものと似て非なるもの』編. 大阪教育図書, 2018.12
- 『Dickens and the Anatomy of Evil: Sesquicentennial Essays』編. Athena Press, 2020.12
翻訳[編集]
- 『ギャスケル短篇集』編訳 (岩波文庫) 2000.5
- 『ヴィクトリア朝幽霊物語――短篇集』編訳. アティーナ・プレス, 2013.4
- 『ギッシング初期短篇集――「親の因果が子に報う」他8篇』編訳. アティーナ・プレス, 2016.6