東急8500系電車8642F

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

東急8500系電車8642Fは、東急8500系電車の最終増備編成のこと。後述の通りかなりのカオス編成としても知られていた。

登場の経緯[編集]

1987年8月に8500系の最終増備車として8両編成で登場し、東横線に配属された。

度重なる編成組替とカオスポイント[編集]

まず1989年9月に5連化され、中間車3両は8637Fに転用されてしまう。同年11月には8637Fから別の中間車を抜き取られて8連に戻され、1990年3月には8637Fと中間車交換を行い元の形態となった。そして1991年3月、再度8637Fとの中間車交換を行った挙げ句、新造2両を組み込み10連化された。

なお、1991年に8637Fとの中間車交換を行った際、8637Fから供出された中間車はVVVF化されており、更に同時に新製された2両は当初からVVVFインバータ制御車だったため、VVVF車組み込み編成として一部のファンから注目を集めていた。しかし、同様の理由により2003年の東武直通対応から外され、最後までサークルKのステッカーが貼られていた。

最末期の編成[編集]

デハ8600 デハ8700 サハ8900 デハ8800 デハ8700 デハ8800 デハ8700 サハ8900 デハ8800 デハ8500
8642 0710 8979 0818 0718 0802 8799 8974 0809 8542
  • 太字は新製VVVF車、斜体は改造VVVF車

終焉[編集]

2020系の増備により8500系の廃車が再開された後の2019年7月に運用離脱し、同年8月までに解体のために搬出され、8642Fは消滅した。類似した理由で早期淘汰された編成としては西武2000系2097Fが挙げられる。

関連項目[編集]