来福寺(らいふくじ)とは、千葉県印西市(旧印旛郡印旛村)平賀2146に存在する寺院である。宗派は真言宗豊山派。
鎌倉時代後期に第9代執権であった北条貞時が、これまでの元寇によるモンゴル軍撃滅を記念して薬師如来を安置し、一宇を建立したのがこの寺院の起源であると伝わっている。
本尊の薬師如来坐像は千葉県指定の文化財であり、像の高さは56センチ、カヤ材の一木造り、目は彫眼である。像内には弘安8年(1285年)、仏師の賢光云々の銘文がある。現在、印西市立印旛歴史民俗資料館で保管されている。
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