杉田憲道
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杉田 憲道(すぎた のりみち、1949年[1] - 2017年1月24日[2])は、会計学者。熊本学園大学商学部教授、社会主義協会(佐藤協会)代表。
経歴・人物[編集]
山口県生まれ[1]。1972年佐賀大学経済学部卒業。1975年九州大学大学院経済学研究科修士課程修了[3]。学部では花田仁伍教授のもとで農政経済を、大学院では近江谷左馬之介教授のもとで財政学を学ぶ[4]。雑誌社の雑誌編集者を経て、1979年ドイツ民主共和国に留学[4]。ベルリン経済大学大学院博士課程修了[1]。1983年ベルリン経済大学経済学博士号を取得[3]。1984年九州大学大学院経済学研究科博士後期課程に編入学。津守常弘のもとでドイツ民主共和国の利益計算の問題を研究[4]。1987年九州大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。熊本商科大学(1994年熊本学園大学に改称)商学部助手、1988年講師、1991年助教授、2005年教授。2017年に突然の心臓発作で倒れ、そのまま死去した[3]。
社会主義協会では理論部会常任幹事、九州支局代表、全国運営委員などを務め、2014年に全国代表となった[2]。
著書[編集]
訳書[編集]
- エーリッヒ・ハンケ『21世紀と社会主義経済』(ありえす書房、1985年)
監修[編集]
- 自治労宮崎県本部編『民間委託が公共サービスを壊す――ドイツ地方自治体の反民営化・再公営化の闘いから学ぶ』(同時代社、2010年)
分担執筆等[編集]
- 木下悦二、田中素香編著『ポスト冷戦の世界経済』(文眞堂、1992年)
- 熊本学園大学附属海外事情研究所、深圳大学中国経済特区研究中心編『日中両国の政治・社会・経済的諸課題――政治・産業・金融・公会計・社会保障』(御茶の水書房、2007年)
- 現代社会問題研究会編『資本論と社会主義、そして現代』(明石書店、2017年)