最明寺(さいみょうじ)は、千葉県夷隅郡御宿町須賀668にある天台宗の寺院。山号は岩井山。本尊は阿弥陀三尊。
平安時代前期に創建された寺院。この寺は鎌倉時代中期に第5代執権・北条時頼が全国行脚の旅に出た際、この地に立ち寄って「御宿せし、この時よりと、人とはば、網代の海に、夕影の松」という歌を詠んだが、これが現在に「御宿町」の名を残す由来になったといわれている。なお、寺にはその歌碑が存在する。