曙月庵(しょげつあん)とは、長野県下伊那郡喬木村阿島3292-1に存在する茶室である。
江戸時代後期の嘉永元年(1848年)、旗本の知久氏の第10代当主・知久頼匡が造営した茶室と言われている。ただ、茶室としては非常に珍しい2階建てで、しかも建築当初の位置にそのまま残っており、明治時代になっても改造はほとんどなされていない貴重なものである。御殿の文化施設である茶室は、長野県では唯一のものと言われている。