時差ボケ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

時差ボケとは、生体リズム(体内時計)と太陽の運行のズレによって体調不良を起こすこと。

原因には二種ある。

東西方向の飛行機移動[編集]

ジェット旅客機はマッハ1弱の速度で遠距離移動をするため、「ズレlag」が大きく出る。このズレが一日三十分程度なら吸収が可能だが、これを越えると吸収しきれずに体調不良を起こす。よって英語では「jet lag」という。

日本からオセアニアなど東方向へ往復すると、体内時計が前に戻るため、夜型から朝型への転換が可能となる。

全身麻酔の外科手術[編集]

もう一つは外科手術における全身麻酔である。金曜日の朝九時から始まった手術があり、意識が戻ったらICUにいたが、ICUには窓がないので時間がわからない。それで看護士さんに「いま何時ですか?」と聞いたら月曜日の午後九時だった。だが体内時計は朝九時のままだったのでさっぱり眠くならん。ベッドに寝たきりで、周囲にカーテンが引かれていて時計も見えなかったので、看護士の交替で朝になったのを知ってからようやく眠りについた。

脚注[編集]