明泉寺山門(みょうせんじさんもん)は、広島県広島市南区段原の仏教建築で、広島市の被爆建造物に指定されている。
比治山の北に建ち、爆心地から1,900メートルで被爆した。明泉寺で原爆により倒壊を免れたのはこの山門のみで、本堂と庫裡はわずかに柱と梁を残して焼け落ちた。木造の被爆建物としては多聞院鐘楼に次ぎ爆心から2番目に近いもの。1995年(平成7年)に段原の再開発事業のため約15メートル南の現在地に移動した。