日本大学生物資源科学部付属動物病院
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日本大学動物病院(にほんだいがくどうぶつびょういん、Nihon University Animal Medical Center 略称:ANMEC)は、日本大学生物資源科学部湘南キャンパス内にある付属の動物病院である。
文科省の大学設置基準に基づいて獣医大学に設置が義務付けられた施設である。そのため、獣医師を養成する機能をもっている[1]。診療科は、一般内科、一般外科、整形外科、循環器科、消化器、皮膚科、放射線科があり、犬と猫の診療全般を行っている。画像診断を行うMRI・CT、癌を治療する放射線治療装置などがあり、地域の動物医療の中枢センターとして、他病院から疾患動物の紹介を受ける二次診療の機能をもっている[2]。
年表[編集]
- 1995年
- 世田谷校舎から湘南キャンパスに新設移転、2階建コンクリート造り総面積1359㎡、CT, MRIなど設置。
- 2000年
- 診察室、研修医室、資料保管室など246㎡増築、総面積1600㎡。
- 2005年
- 1階の待合室とX線撮影室の拡張、6診察室と共用処置室、超音波検査室、2外科手術室、術前入院室、術後回復室、放射線治療室、感染隔離室、病理解剖検査室そして慰霊室の新設、2階には遺伝子診断検査室、精密分析機器室、病理検査室、医療情報図書室、研究室、研修医室、カンファレンス室など2100㎡増築、総面積3700㎡。
- 2006年
- 平成12年以前の旧病院エリアのカンファレンス室、犬猫の入院室、供血猫室、内視鏡室の増改築、CT, MRIの更新、放射線治療装置の設置。
- 2011年
- 受付室と研修医室の拡張103㎡、総面積3800㎡。
学習・研修[編集]
研修[編集]
- 学生教育 - 実際の臨床現場を高学年の学生を対象に各診療科の巡回実習が行われる。
学生教育[編集]
- ANMECセミナー - 卒業後の教育の一環として、臨床獣医と学生を対象に毎月、一回のセミナーを開催している。このセミナーは、日本獣医師会の生涯研修プログラムに認定されている。学生が実際の臨床現場を体験できる場所として日大動物病院は大いに活用されている。高学年の全学生を対象に各診療科の巡回実習が行われ、貴重な症例を通して診断・治療の体系的な学習ができる。
- 有給研修医制度 - 獣医師が卒業後に必要とする臨床研修がある。農水省認定の研修機関であり、全科(2年間)・専科(2年間)の計4年間の臨床研修プログラムを実施している。
外部リンク[編集]
出典[編集]
- ↑ “病院について About ANMEC”. ANMEC Nihon University Animal Medical Center 日本大学動物病院 2018年2月15日閲覧。
- ↑ “Animal Medical Center (ANMEC) 動物病院”. 日本大学生物資源科学部 2018年2月15日閲覧。