新宮神社(しんぐうじんじゃ)とは、現在の福井県大飯郡高浜町和田に存在する神社である。
安土山公園の入口にある神社で、平安時代後期の康治元年(1141年)に地元の漁師が、出漁しているときに海上で得たという一体の御神像を奉安し、祠を建立したのが開基とされている。その後、紀州熊野神社から分霊を勧請して併祀した。
海上安全の守護神として信仰を集めており、戦前には郷社に列していた。境内はおよそ3300平方メートル、例祭は毎年10月14日で、8月6日に行なわれる諏訪祭には人身御供の名残という特殊な神事が奉納されている。
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