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数の子(かずのこ)とは、ニシンの卵のことである。普通ならニシンコというはずであるが[1]、数の子と言われるゆえんはその昔、カドイワシとかカドと呼ばれており、その卵であるカドノコが転じてカズノコになったのだと言われている。数の子という漢字であるが、ニシンは3万から10万の卵を持つことから、「子孫繁栄」の意味を込めてこの字を当てるようになったと言われている。