支持政党なし
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支持政党なし(しじせいとう-)は以下のことを指す。
- 政党に対して支持をしないこと。無党派層。
- 第47回衆議院議員総選挙に、No.1の有権者が間違って投票してしまうことを狙って[要出典]参加した日本の政治団体。略称は「支持なし」。
本項では 2 について述べる。
概要[編集]
2013年7月に佐野秀光により設立された党。第47回衆議院議員総選挙比例北海道ブロックで佐野と義母本藤昭子の2名が立候補して落選した。
佐野秀光は、新党本質から第45回衆議院議員総選挙比例北海道ブロック、第22回参議院議員通常選挙東京都選挙区で共に落選。第46回衆議院議員総選挙東京都第4区に安楽死党候補として立候補して落選している。
政党の公約によると、「特定の政策をもたずに、インターネットなどを通して意思を確認して議決を行使する」としている。国会での議案をネット投票にかけ、その結果に応じて国会で賛成票・反対票を配分するとしていた。これによって、消去法による投票や投票の棄権がなくなって投票率の向上につながると主張している。いわゆる直接民主制に近い。
選挙[編集]
第47回衆議院議員総選挙比例北海道ブロックでは、全政党の中で維新の党に次ぐ第6位、10万4854票(得票率4・19%)を獲得した[1]。落選こそしたものの、これは第7位の社民党や第8位の次世代の党を上回る票数だった。
北海道選挙管理委員会によると、「支持なし」、「支持」、「支持政党」の記載は支持政党なしへの投票、「なし」は無効票とのこと[2]。
第24回参議院議員通常選挙にも候補を樹立、全員落選。比例代表での得票数は全政党の中で9位であった。8位は日本のこころを大切にする党、10位は新党改革。選挙後、「なし」「政党なし」などの投票が有効とされていれば議席を獲得できていたとして訴訟が起こされる。2016年11月16日、東京高裁(野山宏裁判長)は請求を棄却している[3]。