払子(ほっす)とは、僧侶の法具のことである。法要や葬儀の際に導師や住職などが持つものである。
国によって使途が異なり、日本では主に禅宗の僧侶が煩悩や障碍を払う標識として用いた。
インドでは長い獣毛を束ねてこれに柄をつけるなどして、蝿や蚊を追うものとして用いた。