手話ドラマ
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手話ドラマ(しゅわどらま)は、映画、テレビドラマの一ジャンルである。
概要[編集]
聴覚障害者とのコミュニケーションに手話を用いるドラマである。
健常者の俳優が聴覚障害者を演じることが多く、通常のコミュニケーションのし辛さの表現や手話表現の技巧が問われるジャンルである。
日本における手話ドラマブーム[編集]
第1次ブーム[編集]
1995年の春クールに初編が放送された日本テレビ系列の『星の金貨』は、孤独なろうあ者の少女を演じた酒井法子の演技が評判を呼び、酒井主演の2シリーズ、星野真里主演[注 1]の1シリーズが制作された。『星の金貨』の初編に続き、1995年の夏クールに放送されたTBS系の『愛していると言ってくれ』も豊川悦司が聴覚障害の画家を演じて好評を得た。
第2次ブーム[編集]
2004年にTBS系日曜劇場で放送された『オレンジデイズ』は柴咲コウが聴覚を失ったバイオリニストを演じて好評を得た。女優の前田敦子や山下リオは柴咲の演技を女優になるきっかけと後年回想し、山下はTBS系愛の劇場『ラブレター (2008年のテレビドラマ)』で聴覚障害の女子高校生を演じている。
第3次ブーム(になるか?)[編集]
2022年の秋クールにフジテレビ系列木10で放送された『Silent』は、目黒蓮が高校時に聴覚を失うヒロインの相手役を演じてブームを呼んだ。翌2023年の冬クールのテレビ朝日系列の火9では、先に企画[注 2]されたものの放送が『Silent』の後になった『星降る夜に』では、北村匠海が聴覚障害の遺品整理士を演じている。
注[編集]