患難時代

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患難時代(かんなんじたい)とは、キリスト教で、キリストが再臨する直前の苦難の時代のことである。

概容[編集]

教会時代が携挙のときに終ってから再臨までの七年間を患難時代という。

特に、後半の3年半を大患難時代と呼ぶ。

患難時代には、大戦争が起こるばかりか、天災も多く発生する。凶悪な指導者が現れ、第三神殿で「自分は神だ」と宣言する。

その他[編集]

患難時代は、ユダヤ人が悔い改めるチャンスとなる。

患難時代には、聖書に登場する重要な預言者であるモーセエリヤが再び現れ、ユダヤ人に悔い改めを促すが、ユダヤ人は一部を除いてすぐには悔い改めない。

獣(或いは、反キリスト)と呼ばれる邪悪な指導者が現れる。

大淫婦と呼ばれる実在する人物(或いは架空の女神のようなもの)を拝む邪教が蔓延る。

悔い改めるユダヤ人が徐々に出てくる。

異邦人の中にも悔い改める者が出てくる。

患難時代が7年ほど続くと大多数のユダヤ人が悔い改め、キリストが再臨して患難時代が終わる。

獣の支持者と大淫婦崇拝者は共同で悪事を働くことになるのか、対立して戦乱を起こすことになるのか、意見が別れている。

関連項目[編集]