徳山ダム
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徳山ダム(とくやまだむ)は、岐阜県揖斐郡揖斐川町にあるロックフィルダム。
概要[編集]
揖斐川のダムとしては最上流に位置しており、これにより作られたダム湖は「徳山湖」と呼ばれている。
沈んだ村[編集]
徳山ダムの底には、徳山村の跡が眠っている。かつては632人の人が住んでいて、学校もあった。反対運動もしたようだがそれも虚しく、徳山村はダム湖下に水没し、それを強調した報道がされて、自治体としての徳山村は徳山ダムの影響で消え去った。
しかし、徳山村域全体が完全に沈んだわけではない。実は門入という地区は水没から逃れ、今も残っている。しかし、門入集落の南のホハレ峠がダム建設開始後の編入先(旧藤橋村)と異なる旧坂内村と結ぶ道であり、かつ険阻で水没後に峠越えで郵便が配達できない地域とされたため、ダム建設にあたり他地区と共に水資源開発公団からの補償金受給と集団移転の道を選んだ。このため、門入は水没地域同様、家屋は全て撤去されたが、再建を妨げる様子は無く、現在、再び門入での居住を目指す人が戻っているのだ。
沿革[編集]
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関連項目[編集]
- 揖斐川
- ダム
- 横山ダム
- 西平ダム - 中部電力のダム
- 国道417号 - 徳山ダムによってよって分断されてしまった道
- 真名川ダム - 県境を挟んで北側の福井県に所在するダム。徳山ダム同様、旧西谷村の廃村を伴った。