御汗観音(みあせかんのん)とは、山口県熊毛郡上関町大字長島の上盛山に存在する観音像のことである。
長島の上関海峡を見下ろす高台にある小さな御堂に、御汗観音と呼ばれる観音像が祀られている。この観音像は胸の部分にいつも潤いがある事から、御汗観音の異名が名付けられたと言われている。
この像については江戸時代前期の正保3年(1646年)に、長島屋太郎右衛門という人物が夢の中において、観世音菩薩のお告げを受けて、同じ夢を見た桂掛比丘と力を合わせて鹿水という場所から掘り出したのが起源と伝えられている。
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