幼稚園受験

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幼稚園受験(ようちえんじゅけん)とは、幼稚園入園試験を受験すること。小学校受験と共に俗に「お受験」とも呼ばれる。

概要[編集]

就学前教育機関である幼稚園はほぼ全ての園において何らかの入園前の審査が存在すると言っても過言ではない。それこそ、公立幼稚園の簡単な書類審査や面接も幼稚園受験の一種と言えない事もないが、国立幼稚園や一部の名門私立幼稚園の入園試験を受験する事を幼稚園受験と呼ぶ。

子供が自らの意思で受験を決めることはまず有り得ず、親が受験を決める事が全てである。主な受験の動機として

  • 幼稚園・小学校一貫教育でスムーズな教育を受けさせたい
  • 理念の整った園と環境で子供を育てたい
  • 内部進学制度のある園を受験する事で小学校受験中学受験高校受験大学受験を回避したい

といったものが挙げられる。

受験が必要な小学校[編集]

国立大学附属幼稚園
学費は比較的安価。学習指導要領に沿ったカリキュラムを組んでいるが、学習指導要領の検証のための実験校としての役割もある。系列の小学校へ進学できるかは園次第。
私立附属幼稚園
民間が母体の学校法人が運営。営利事業のために学費はお高めだが、各園独自の教育・設備を設けていることが多い。宗教法人が母体の学校では宗教教育も受けられる。

試験内容[編集]

試験は子供本人が受ける指示動作が出来るか、簡単な質問の受け答え、行動観察など母子分離が出来ているかを見る試験と保護者が受ける面接がある。試験の結果と受験の合否は連動しない場合もある。